
社内SEへの転職のポイントとは
業務知識・予算管理能力・対人スキルが必要
さらに、社内SEには予算管理能力などを持つ人材であることも望まれています。発注先からの見積書を精査して料金交渉をする場面では、ベンダー側の立場でつちかった予算管理能力が活かされるからです。また、発注先との折衝や社内スタッフとの調整などでは、対人スキルが求められます。
これら要求される資質を総合すると、社内SEの採用ニーズが高い人材とは、クライアントとの打ち合わせからシステムの開発、見積の作成、料金の交渉に至るまで、一貫した業務の経験を持つ人材だと考えてよいでしょう。
語学力が要求されるケースも
社内SEでも、海外進出に積極的な企業や、外資企業と合併などをした企業に勤務する場合、英語力が求められることが増えてきました。英語が得意な方であれば、社内SEとして勤務できる企業の選択肢が増え、より好条件での転職に成功する可能性が高まります。また、資格もプラス材料となります。業務に直結する二種証券外務員資格や、ITベンダーの資格があれば、より転職に有利となるでしょう。
